本・漫画レビュー

人生の結論

数々の漫画の原作を書いた作家が出した人生訓

小池一夫の『人生の結論』を読みました。
本書は大きく以下の目次に分かれ、それぞれが10以上の小項目に分かれています。

  • 第1章 人間関係について
  • 第2章 働くことについて
  • 第3章 自分との付き合い方について
  • 第4章 粋について
  • 第5章 人を愛することについて
  • 第6章 年を重ねることについて
  • 第7章 自己実現について

私が個人的に印象深かったフレーズを、いくつか抜粋して紹介します。

自分が変わるべきアドバイスをしてくれるのは、優し過ぎない人、厳し過ぎない人

「苦労したことの元を取る」という項目から引用します。
小池一夫は「人を受け入れるときの基準」として、以下のような言葉を書いています。

優しい人は信じる。優し過ぎる人は信じない。本当に優しい人は、ちゃんと厳しい。
厳しい人は信じる。厳し過ぎる人は信じない。本当に厳しい人は、ちゃんと優しい。

『人生の結論』p.116

ほんとうにそうだなと思える言葉です。自分も人に対して、ちゃんと優しく、ちゃんと厳しくできるようになろうと思わされます。

あなたを大切にしない人を、あなたが大切にする必要はない

以下は「あなたを大切にしない人を、あなたが大切にする必要はない」項目からの引用です。

僕が対人関係で嫌いなのは、「人を試す人」です。愛が足りてない人は、人を試します。人を信用していない人は、人を試します。
自分が人を試すことを考えたときは、自分が悪いほうを向いているなあと自戒するという基準を持っています。

『人生の結論』p.130

「自分が人を試すことを考えたときは、自分が悪いほうを向いているなあと自戒する」というところが良いです。
ただ「人を試す人」を批判するのではなく、自分が人を試してしまう側になる可能性を否定していないところが信頼できます。

小池一夫のように人生に対する自分なりの「基準」を持つよう心掛けたいです。
この記事では2つしか紹介できていないですが、ちゃんと心に響く話が100項目くらい書かれていますので、是非読んでみてください。

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