雑記

20代で子どもができた男の中の「父親」が芽生えたときの話

是枝裕和監督の『そして父になる』ではないですが、多くの男は自分に子どもができても「父親」になることができないでいたりします。
かつて、私もそうでした。
本記事では、私の実経験として 20代で子どもができた男(私)の中に「父親」が芽生えることになったときの話をしたいと思います。

子どもができる前の生活習慣が抜けないし、変わらなくていいと思ってしまっている

第1子の息子が0〜1才のときは、私は子育てに積極的ではありませんでした。もちろん、子どもを可愛がって面倒をみていました。しかし、それは"本当に父になる"という段階には程遠い状態でした。

例えば、オムツ替えや風呂を入れる等の役割はやっています。子どもの今後についてを考えたり、意見を出したりもします。しかし、自分の趣味や友人関係を変えることはしません。妻は 趣味や友人関係を続けたくても続けられないにもかかわらず…です。

価値観のシフトか起こっているかどうか

もちろん趣味や友人関係を犠牲にしなければ「父」になれないと言っているのではありません。 ただ、自分の中に「父親」が芽生えた場合、それまでの 趣味や友人関係 を変えることを自ら望むのだと思います。私は 父親/母親になったかどうかは、価値観のシフトが起こっているかどうか、だと考えています。

女性の多くは母親になることで価値観のシフトが行われます。
それは、妊娠による、つわり、貧血、高血圧、便秘、腰痛、むくみ 等々といった様々な身体の変化が「母親になる」準備をさせているのかもしれません。精神面で言うと「自分が子を産む」ということ、そしてその事実から逃げられないこと、その不安や恐怖・・・こうしたことが「自分は母親である」という価値観のシフトをさせているのだと思います。

「父親」である年数は「父親」の芽生えとは関係ない

4年間「父」をやっていて、気が付いたことがあります。
「名目上で父親になること」と「本当に父親になること」(=価値観のシフトが起こっていること) は全く異なります。そして、それは父親である年数とは全く関係ないことです。 20才の息子/娘がいる父親だとしても、実は自分の中に「父親」が芽生えていない男もいるわけです。

息子によって、変えてもらった自分

私自身の話に戻します。 "本当に父になる"という段階には程遠い状態の私が「父親」になったのは何故なのか?それは いつなのか?・・・という話をします。それは子どもが1歳を過ぎて、意味不明な片言を話すようになったり、私が「いないいないばぁ」をしたときに、子どもがケラケラと笑うようになったときです。

子どもが、私の価値観のシフトを起こしてくれました。
子どもは、語り掛ければ返事をしてくれる人間であり、自分と似た特徴のある自分とは違う人間であり、自分が関わっていくことで変わっていく人間でした。そして、何より子どもと関わることで変わっていく自分がいました。

いま、私の息子は4才、娘が2才です。息子によって変えてもらった自分を思い出し、これからも子どもから学んでいきたい・・・そう思う今日この頃でした。

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